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執筆者の写真樋宮真奈美

【心を考えて言葉を繫げていくこと】

新潟市南区の中学校にて、新1年生初めての学年活動にお声がけいただき哲学対話活動を行いました。



各グループのファシリテーターと一緒にアイスブレイクで自己紹介した後、開催の目的の一つ「自分で問いを立てて考える経験」問いづくりがスタート。


・どうして色に名前があるのか? ・なんで「子ども」って言われるのか? ・なんで人は悪口を言ったりバカにするの? ・なぜ学校があるのか?学校に行かなきゃいけないのか? ・なんで中学校は制服を着なくちゃいけないのか? ・なぜ中学校からは部活があるの? ・なんでテストがあるのか?通知表があるのは何のためで誰のため? ・なぜ「人間」が存在するのか?なぜ生きるのか? ・死んだらどこに行くのか?どうなるのか? ・幸せってなに? ・なぜいじめ・争い・戦争がなくならないのか?



疑問を感じつつ普段は自分一人で考えているという生徒さんからも、こんなにいろいろ考えたのは初めてという生徒さんからもたくさんの問いが生まれ、それぞれの感性を受け止め合い お互いの問いからさらに柔軟に触発され合う姿と対話するにつれ増していく中学生たちの目の輝きに心を打たれました。



最後の振り返りでは、 「わからないことを増やしていいって最初は戸惑ったけど、わからなくなったりモヤモヤが残ればもっと考えたくなることを体験できてよかった」 「哲学って難しいのかなと最初は緊張してたけど、いろいろな考えを聞けて楽しかった!」 「自分がなんで?って感じていた中学校のいろいろを、他の人も同じように思っていたことを知れて安心した」 「まだ話したことがなかったクラスメイトとたくさん話せて来週からも楽しみになった」 「没頭してたくさん考えて疲れたけどもっとやりたくなった!もっと話したかった!」 「哲学対話って、相手の心を考えて言葉を繫げていくことなんですね」

みなさんからの感想と紡いでくれた言葉に私たちファシリテーターも勇気づけられ、たくさんの豊かな学びと刺激をいただきました。


新年度の貴重な学年活動にて開催してくださった中学校の先生方、生徒さんたち、そしてお忙しいところ調整し共に場をつくってくださったファシリテーターのみなさま、本当にありがとうございました!

(学校での哲学対話開催にご興味のある方、お気軽にお問い合わせください✉21kyouiku@gmail.com )



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