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執筆者の写真樋宮真奈美

【ポジティブアイデンティティ論 実践ワーク対話 開催報告】

アメリカポートランド在住のエデュケーター・河合聡子さんを講師にお招きし、全2回のオンラインワークショップを開催しました。


・ポジティブアイデンティティ論のご紹介 ・プレイセオリー(遊び論)やMI理論(マルチプル理論)を使った分析ワーク・ ・ワーク結果を受けての気づきを分かち合う対話の時間


「ポジティブアイデンティティとは、いつも前向きでいるということではなく、自分のアイデンティティに積極的に向き合うこと」 「まずは自分自身の価値観・こだわりを知る。 自分の文化を理解する」 「こどもの邪魔をせず、選択肢を広げる手伝いを。 共に学び合う」 日米両方の教育・子育てを経験してきた聡子さんが語った言葉の数々から参加者それぞれの経験や自己分析に基づいた様々な気づきが生まれ、豊かな学びの時間となりました。



参加してくださった皆さまからの感想です

✧自分のアイディンティティを知ることで、自分の行動や未来が変わること。そして、自分がエデュケーターだと思っている人は、ポジティブアイディンティティ論に興味を持ってもらいたいと思いました

✧参加者のみなさんと、考え方やものの見方をシェアすることで、多面的、立体的にポジティブアイデンティティ論に触れられたと思います

✧子どものころの遊び方や環境が大人になった後の姿に影響を与えていることに驚きました

✧アメリカの学習環境のことも知れ、ポジティブアイデンティティー論が個人の得意や不得意は違いであって、優劣をつけることではないという所に賛同しました。もっと、ありのままを認め合える社会が広がっていくといいなと改めて思わせていただけました!

✧家族みんなの、「好きなことに夢中になる」気持ちを大事にしていきたい。文化の再確認もしていきたい。

✧国や文化や地域や家庭が人間形成を影響を及ぼすのだがら、あなたはあなたのままでいいと自分を認めたうえで、他者を理解し尊重することができるスタンスを大切にする考え方に共感しました。

✧個人の強みを生かして、『好き』を伸ばしながら子供の育ちをサポートする。私も自分のアイデンティティーも、育った家庭も、私自身を尊重して育ててもらった経験があるので当たり前のように思ってきましたが。学校、社会に出るとそうでもないような人にも多く出会ってきました。様々な学習や勉強もしてきましたが、個人だけではなくファミリーという単位でトータルに考えられる、という点も面白いワークでした(*^^*)ありがとうございました!


もともとは5月に新潟市での開催を予定していたワークショップでしたが、オンラインクロストークも含め北海道、関東、愛知、京都、九州、アメリカなど様々な地域から多くの皆様からお心を寄せていただき開催できたことに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

私たち21世紀型教育を考える会にいがたも聡子さんも大切にしているASニイルの言葉 「まずはこどもを幸せにしよう。すべてはそのあとに続く」 をビジョンの真ん中に、私たち大人が学び続けそれぞれの経験や学びを立場を超えて分かち合いできるような場づくりをこれからも続けます。

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