鑑賞した作品はクロード・モネの『ラ・ジャポネーズ』
アーティストの佐藤悠さんオリジナルの鑑賞プログラムで東大付属中学校で以前佐藤さんが開催していたリポートを読み,「新潟の中高生・大学生さんたちも体験できたら、、」と願った企画をアーツカウンシル新潟さんにプロジェクト支援していただき開催することができました。
作品を見て、「変だな、違和感あるな」と思ったところにツッコミを入れるように見て発見し、その違和感をグループ対話で共有するプログラム。
後半は佐藤さんによるレクチャーを経て再鑑賞し、自分なりの解釈を構築したうえで解説を読んだり再鑑賞をすると情報を取捨選択できるようになる、、、
など示唆に富む話や鑑賞方法が詰まった90分でした。
★違和感がいろいろなアイデアや発想を生み出し、普段のような鑑賞をするだけでは感じられない発見がたくさんあった
★アートの専門知識がなくても意見交換ができるのが対話型の鑑賞の良さだと思った
★今まで正面から作品を見ることしかしていなかったが、座ったり離れたり鑑賞する角度や距離を変えることで新しい閃きや違和感に出会えてワクワクした
★アート鑑賞は難しいという認識を変化させるヒントがたくさんあり、自分なりの違和感を表現した後に解説を聞くとより作品に興味が出たり、もっと作品を鑑賞したくなるプログラムだった
★これから美術館で鑑賞する時にはまず自分で考えながら見ていきたいと思った
など、アートや美術に苦手感や抵抗感があったけれど様々な変化があったという感想も多くいただき、参加してくださったみなさんが今後もアート鑑賞や対話を続けていきたいという気持ちが溢れてきたのを感じました。
素敵なオリジナルプログラムを実施してくれた佐藤さん、参加者のみなさん、鑑賞会開催に向けて告知のご協力や応援をしていただいたみなさま、本当にありがとうございました!
助成:アーツカウンシル新潟((公財)新潟市芸術文化振興団)「文化芸術活動に関する支援事業」
後援:新潟市教育委員会
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